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2013-11-13 (Wed)

"神の手"上田実絵子の美魔女マッサージ 埋もれた輪郭を呼び覚ませ! わずか3分間で劇的小顔! (光文社DVDブック)



前から欲しいと思っていたこの本、この度やっと手に入れました。

ずいぶん前に日テレ系の「PON」で上田さんの小顔マッサージを見たんです。
それですぐさま検索したらこの本がヒットして、欲しい欲しいと思いつつ怠ける事はや一年くらいw

で、この度ようやく手に入れたので実践する事にしました。
もうじき一徹君のイベントにも行く事だし。
何かやったところでたいして変わらないのだろうけど、まあ気持ちが大切ですよねw

こういうマッサージって、よく女性誌なんかにも載ってるけど本だと
ちょっとわかりにくいですよね。でもこれはDVD付き。
映像でひとつひとつのマッサージについて説明してくれるので、かなり分りやすかったです。

ただ、私は視力が悪くて普段メガネかけてるんです。
メガネかけながらだと目元周りのマッサージができないという・・・。
当たり前だけどw
でもメガネはずしちゃうと映像が見えないw
なんとなくこんな感じかな?とやや適当にやりました。


内容はこんな感じ。

・マッサージの前にリンパを開く
・二重あご
・法令線
・おでこと目元のシワ
・フェイスライン
・まぶたのたるみ
・ぷっくり唇
・美ネックライン
・頭蓋骨のズレ
・頭皮ケア
・1分で全顔変わる!超特急マッサージ

ひとつのパートが3分位なので、結構簡単。
毎日やればすぐ覚えられそうだから、その都度DVDをつける必要はないかな。

DVD見ながら首をマッサージしてみたら結構痛いの!
痛いのは効いてる証拠らしいから、首とか鎖骨にはある程度力を入れてマッサージを
してみたんですが、顔はちょっとこわいよね・・。
あんまり力入れ過ぎてもよくないだろうし。

とりあえず、アゴ、法令線、目元のシワが気になるのでほんの少しでも
改善できるように頑張ります。
三日坊主だから、すぐ飽きちゃうかもしれないけどw


それと先日、直木賞を受賞した桜木紫乃さんの「ホテルローヤル」を読みました。

田舎のうらびれたモーテルで起こる、非日常の出来事が7つの短編で描かれています。

読み進めるにしたがって時系列がさかのぼっていく仕組みで、
第一話では廃墟になっていたホテルが第七話ではこれからホテルを開業する、
という話になっています。

どの話も生活に疲れ切った人たちが登場して、
とにかく全体的に暗くて悲しい。わびしい。
すっきりするどころかもやもやする。
面白いんだけど・・・なんか、悲しいお話しばかりでした。

今、あまり精神的に余裕の無い私にとって、
残念ながらあまり楽しめない内容でした。
もっと元気いっぱいの時に読めば読後感が違うのかなあ。

著者の桜木紫乃さん、ゴールデンボンバーのファンだという事で
直木賞受賞の記者会見でTシャツ着てましたよね。

あれ、すごい印象的でした。

それに実家がホテルローヤルというラブホテルを
経営していた話もかなり興味深かったですw
桜木さんの他の著作も読んでみたいな、と思います。

ホテルローヤル







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2013-10-13 (Sun)
「月島慕情」 浅田次郎

月島慕情



私は浅田次郎さんの短編小説が大好きです。

短いストーリーの中にエッセンスが濃縮されていて、いつも涙腺を刺激されてしまうのです。

好きなお話が沢山あるのですが
そのひとつが
「月島慕情」です。

注意: 以下、ネタバレ含みます。



時は大正。
吉原は亀清楼の女郎「生駒」(本名はミノ)は金看板の御職太夫。
子供の頃 人買いに売られて以来、吉原の生活しか知らず年は既に30過ぎ。

このまま身請けされなければ借金を返す事は出来ず、いずれは安宿に鞍替えしてどん底の人生を送る事になります。

そんなミノに、降ってわいたような身請け話が持ちあがります。
相手は侠客の時次郎。
実は、時次郎こそミノが人生で唯一惚れた男なのです。

時次郎も身請けを容易に出来るような立場ではないので、
借金をしてミノを引き受けてくれるのです。

苦界から抜け出せる喜びと、心底惚れた男に身請けされる喜びでミノは舞い上がります。
所帯を持つ日を指折り数えるミノですが、
ある日、時次郎が暮らす月島の街をひとめ見に行こうと思い立ちます。

そしてミノは、時次郎のある秘密を知ってしまうのです・・・。
その秘密を知って、ミノはある決意をします。

「自分にふさわしい幸せは奈落の中の幸せなのだとミノは思った。」

もう、この一文読んで涙が止まらない私。

・゜・(つД`)・゜・

やっぱりね、ミノは自分は汚れてしまった罪深い女だという意識が強いのです。
だからこそまっとうになろう、
子供が出来たらおてんとう様の下をまっつぐ歩ける子に育てよう、って決心していたのに・・・。

彼女のいさぎよさ、心根のまっすぐさが美しくて、哀れで、すごく悲しくて。
涙が止まらなくなります。

「あたし、あんたのおかげで、やっとこさ人間になれたよ。
豚でも狐でもない人間になることができた。
大好きだよ、時さん。」

という、時次郎への届かない告白。

幼くして親に売られ、まるで自分は家畜のようだと思って生きてきたミノが、
人としてまっすぐな道を選ぶ事で「やっとこさ人間になれた」と思うのです。

女の意地と張りに、とっても胸を打たれます。
おススメです。




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2012-03-04 (Sun)
アメブロの過去記事も引っ越ししました↓
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堕ちてゆく

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たまには読んだ本の事でも書こうと思います。

作家は岩井志麻子。
彼女の作品を一番最初に読んだのは 『ぼっけえ、きょうてえ』だったのですが

これが・・・これがね。

あり得ないぐらい怖い!!!

これぞまさにジャパニーズホラー。
怪談とはかくあるべし!というような内容です。

不気味なモヤモヤ感で胸がいっぱいになるんだけど、それでいて引き込まれる。岩井さんの本を読んだ事が無い人にお勧めしたいのは絶対に『ぼっけえ、きょうてえ』なんだけど、今日は最近読んだ『堕ちてゆく』 の事を書きます。

内容を軽く紹介するとこんな感じ↓
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足を踏み入れたホストクラブは別天地だった。
黒スーツの男の子達が次々隣に座ってくれる。
なんでこんな素敵な所と男の子を知らずにきたの。
真面目一筋の工員喜久代は、その夜から狂い始めた…。

人は気軽につまずき、うっかり転落し、簡単に破滅していく。
現実の犯罪に想を得て、野心的な手法で描く女たちの事件簿。

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犯罪録の短編集のような内容です。

真っ逆さまに「堕ちてゆく」女たちが描かれているんだけど・・・
・・・びっくりするほど救いが無いの。

出てくる女性たち、ほとんどあの世行きという (;゚∀゚)

あまりにも不条理なんで読後のやるせなさがハンパ無いです。
爽快感とかカタルシスを得たい人にはお勧めしませんw

ちなみに岩井さん、つい最近のイベントでこんな事を語っています。

岩井志麻子、オセロ中島と共通点ありすぎる"洗脳体験"を語る。
http://news.mynavi.jp/news/2012/03/02/044/

どうりでな~・・・と思う。

というのも、岩井さんの本読むと必ずといっていいほど「詐欺師まがいのはったり女」が登場するんだもんww
巷で噂の霊能者の事書いてるのか?と思う程、よく似てる。

気になる人は一度読んでみて下さいw
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2009-10-24 (Sat)

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

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09年度の本屋大賞を獲ったり、テレビでもとりあげられたりして何かと話題の「告白」。
図書館でも数十人の予約待ちだったんですが、ようやく借りられて読みました。

すごく・・面白かったです。ただし、読後感は最悪ですw。

「娘を殺された女性教師の告白」といった形式で最初の話が始まるのですが、
幼い子供が亡くなる話は辛過ぎるので読むのやめようかと思いました。

でも頑張って最後まで読んで良かった~。
だってこの本買おうかな、と思うくらい、気に入ったので。

章ごとに「告白」というか独白をする人物が変わり、
それぞれの視点で事件の事が語られていく、という構成がとても面白かったです。

伏線もたくさんあって、こちらが予想するような方向に話が向かわない。
二転三転して最後そんな事になっちゃうの・・・・。

ズドーンと恐ろしいラストが待ち構えていて、
はあ~・・読んだ後のこの暗い気持ちはどうしてくれるよ、って気分になります。
いろいろ、考えさせられました。

この後もう一回、読もうと思います。
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2009-05-27 (Wed)
栗本薫さんが亡くなった、というニュースを今mixiで見て、驚きました。

まだまだ若いのに。
ご冥福を祈ります。

昔、JUNEを読んでた腐れ女子的には栗本薫といえば その道の大家。
「終わりのないラブソング」は衝撃的でした。

終わりのないラブソング〈1〉 (角川文庫―スニーカー文庫)



JUNEの購読を途中でやめたのであの話、最後どうなったか知らないんですが
明るいハッピーエンドになるはずもない、という事だけは想像がつきます。
気になるのでまた読んでみようかな。

栗本氏は昨年膵臓がんで治療を受けたと記事にはありました。
膵臓ガンの病名を聞くといつも手塚治虫の「ブラックジャック」に出てきた
膵臓がんのエピソードを思い出します。

沈黙の臓器でしたっけ、ガンを早期発見するのが難しい臓器なんですよね。
たとえば定期的に健康診断をしていても、発見するのは難しいんじゃないのかな・・。
人の命の重さに優劣はつけられませんが、文学界は本当に惜しい人をなくしましたね。
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